ttoのblog

メモ

パーツ紹介#01 Tektro パワーハンガー

今後、メモがてら大好きなパーツについての紹介記事も書いていこうと思います。

Tektro Power Hanger

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Tektro から出ていたパワーハンガーです。カンチブレーキでのアウターケーブル受け+チドリの役割を果たします。 既に廃盤だそうで、もう見つけたら取り敢えず買うようにしています、安いし。

ネット検索をすると以下のように複数の記事が出てきます。

使い途

カンチブレーキの効きをもっと強くしたい!」 とか 「ステム側にブレーキアウター受けが無い、付けられない」 場合に使います。 自分は主に後者のモチベーションで使用することが複数回ありました。

使用することになった要因として大きなのは Chris King のスレッド用ヘッドパーツから 2Nut 版が無くなり GripNut になってしまったことがあります。 2Nut じゃないとスペーサーはおろかブレーキアウター受け(↓こういうの)

を付ける場所も無いんですよね…

このような場合、このパワーハンガーを使う以外にも選択肢はあります。

  • アウター受けが付いているステムを使う
  • ステム部以外にアウター受けを用意する
    • フロント用
    • リア用

「でも何だか見た目が好みじゃない」、「ケーブルの取り回しをシンプルにしたい」そんな時がこのパワーハンガーの出番です。

好きな理由

  1. カラフルで可愛いです、90's MTB っぽいアルマイトカラー、シビれます!
  2. 本当にブレーキの効きが良くなります、ガツンと効いて止まれるようになるので、通常のアウター受け+チドリから変更した場合には注意です。
  3. 未だに納得できるようなできないようなメカニズムで動作します、なんでこれで効きが良くなるのか全然分かりません、最高!

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↑ ブレーキブースターと一体型になるようなパワーハンガーも持っています。 (ブースター単体のつもりで買ったらパワーハンガーも付いてきて驚いた)

問題点

このパワーハンガーを使う場合、正方向に固定すると、必ず左側にブレーキケーブルのタイコがくることになります。 実はこの方向にタイコを使えないブレーキがあります。大大好きな Paul Component のカンチブレーキです。

見ての通り Paul のカンチブレーキは右がタイコ用なんですねぇ… なのでパワーハンガーを裏表逆に使うことになり、そうするとケーブル固定ボルトへのアクセスが難しくなります。 これが問題点ですが、背に腹は代えられない、頑張りと工夫で固定します。

補足

どうやらサンツアーからも同じような製品が出ていたようですね。(サンツアーのほうがかっこいいな・・・)