パーツ紹介#01 Tektro パワーハンガー
今後、メモがてら大好きなパーツについての紹介記事も書いていこうと思います。
Tektro Power Hanger
Tektro から出ていたパワーハンガーです。カンチブレーキでのアウターケーブル受け+チドリの役割を果たします。 既に廃盤だそうで、もう見つけたら取り敢えず買うようにしています、安いし。
ネット検索をすると以下のように複数の記事が出てきます。
- CRUMBWORKS - BIKECHECK:RALEIGH USA CHILL BLUE 1991 x Clydesdale Fork
- この RALEIGH のカスタム、めちゃくちゃかっこいいです
- 48歳 出師の表 - まさか来た!?自宅待機宣告の日② 満を持してのテクトロパワーハンガーと発明級の熱収縮パイプ仕上げ!
- あじこぼたより - パワーハンガー
使い途
「カンチブレーキの効きをもっと強くしたい!」 とか 「ステム側にブレーキアウター受けが無い、付けられない」 場合に使います。 自分は主に後者のモチベーションで使用することが複数回ありました。
使用することになった要因として大きなのは Chris King のスレッド用ヘッドパーツから 2Nut 版が無くなり GripNut になってしまったことがあります。 2Nut じゃないとスペーサーはおろかブレーキアウター受け(↓こういうの)
を付ける場所も無いんですよね…
このような場合、このパワーハンガーを使う以外にも選択肢はあります。
- アウター受けが付いているステムを使う
- simworks by NITTO の Dirty Rhonda stem とか(アウターをステムの上下のどちらかにできる素晴らしい設計!)
- ステム部以外にアウター受けを用意する
- フロント用
- リア用
- フロント用
「でも何だか見た目が好みじゃない」、「ケーブルの取り回しをシンプルにしたい」そんな時がこのパワーハンガーの出番です。
好きな理由
- カラフルで可愛いです、90's MTB っぽいアルマイトカラー、シビれます!
- 本当にブレーキの効きが良くなります、ガツンと効いて止まれるようになるので、通常のアウター受け+チドリから変更した場合には注意です。
- 未だに納得できるようなできないようなメカニズムで動作します、なんでこれで効きが良くなるのか全然分かりません、最高!
↑ ブレーキブースターと一体型になるようなパワーハンガーも持っています。 (ブースター単体のつもりで買ったらパワーハンガーも付いてきて驚いた)
問題点
このパワーハンガーを使う場合、正方向に固定すると、必ず左側にブレーキケーブルのタイコがくることになります。 実はこの方向にタイコを使えないブレーキがあります。大大好きな Paul Component のカンチブレーキです。
見ての通り Paul のカンチブレーキは右がタイコ用なんですねぇ… なのでパワーハンガーを裏表逆に使うことになり、そうするとケーブル固定ボルトへのアクセスが難しくなります。 これが問題点ですが、背に腹は代えられない、頑張りと工夫で固定します。
補足
どうやらサンツアーからも同じような製品が出ていたようですね。(サンツアーのほうがかっこいいな・・・)